土師辨財天の由緒
江戸中期350年前に松原市立部にお祀りされたといわれる弁財天さま
土師の弁財天さまは、江戸中期1650年頃、この地にお祀りされたといわれています。ここ数年、ご利益の噂を聞いてからか松原市内以外からも、年々参拝者が増えてきました。2005年お堂をきれいに造り替えられました。また、毎年4月3日は、例大祭をとり行っております。【南河内エリアは土師氏にとてもゆかりのある土地です。】
御祭神:土師辨財天(はぜべんざいてん)
御祭神は、八臂座像(手が八本あり座ったお姿)で、様々な武器を持っておられます。江戸時代には“勝運守護の神様”として八臂弁財天は、武家から庶民にいたるまで広く信仰を集めていました。また、弁財天さまのまわりを従者である16童子がお守りしています。
見ておきたい土師弁財天エトセトラ
▲土師弁財天入り口 ▲弁天桜 |
|
弁財天(べんざいてん)は、仏教の守護神である天部の1つ。ヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティー(Sarasvati)が仏教あるいは神道に取り込まれた呼び名です。本来、仏教の尊格だが、日本では神道の神とも見なされている。弁財天信仰は中世以降、神道と日本土着の水神である市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)や宇賀神と習合して、神社の祭神として祀られることが多くなったそうです。七福神の一員で、弁天ともいわれています。仏教においては、妙音菩薩(みょうおんぼさつ)と同一視される事がある。 |
摂社:白姫龍神社
御祭神:白姫龍神、水神
古代豪族土師一族の氏神様です。白姫龍神社の白姫さまは、その名の示すとおり、龍女さまです。お堂には、龍女さまが外界とお堂を時々行き来する痕跡が見受けられます。この地には、古来より井戸があり、水神さまをお祀りしています。《土師氏とは》古墳の上や周囲に置く埴輪を作る技術をもって、朝廷の葬祭を司った一族。出雲氏と同じ天穂日命(アメノホヒ:アマテラスの第二子とされる)日本書紀に登場する人物「相撲の神」野見宿禰を始祖とされており、学問の神としても有名な菅原道真も土師氏から出ています。また、南河内(松原市、羽曳野市)周辺は、古事記の時代から土師氏にとてもゆかりのある土地なのです。
ご利益
事業繁栄、金運向上、財産倍増、商売繁盛、健康増進、才能向上、芸能上達、芸術向上、学業成就、子孫繁栄
事業をしている方、商売をしている方、芸能関係の方、仕事に才能が関係している方は、弁財天さまのお参りを特におすすめします。ご利益を与えてくれるのが結構早い天部の神・弁財天は、しっかり祈願すれば、ご利益が早くやってくる、成功も早いといわれています。弁財天さまが、「この者は!」と見込んでくれたら、大成功間違いなし。ご利益を早く欲しいと思う方は、ぜひ祈願してみてください。また、弁財天・水神さまのお札は用意しておりませんが、右の木札は本堂中の横のコーナーに数珠とともに置いておりますので、ご自由にお持ち帰りください。本当にご利益があった嘘のような本当のはなし
★宝くじが当たった
松原市の宝くじ売り場から50歳のおばちゃんが10枚をもって拝みに来て1998年1等1億円が当たりました。
|
★子供の産み分け
大祭後、いただくおもちを女の人が食べて、上の場合は男の子、下の場合は、女の子が授かるという安産のご利益があります。
|
★事業繁栄
ある人が50年前より崇高され、一代で財をなしました。
|
男の子が欲しい、女の子が欲しいと子供の産み分けを心から希望する方々も「弁財天さまのお力を」とお参りに来られています。赤ちゃんは天からの授かりものといわれますが、2人目は男の子、次は女の子と切に願い、お参りに来られる方も多いようです。
交通アクセス
近鉄南大阪線「河内松原」駅より南東1.2km、松原の皆さんに愛される弁財天
■鎮座地 |
近鉄電車時刻表 弁財天のある松原市は、飛鳥京から難波宮へ至る古道である「竹内街道」をはじめ、高野山へと通じる参詣道「中高野街道」など古くから交通の要所でした。 |
もっと!土師弁財天
土師弁財天と関連ある寺社
弁財天その他
龍神・水神
出典: フリー百科事典 『ウィキペディア(Wikipedia)』Wikitravel:クリエイティブ・コモンズ帰属 - 同一条件許諾ライセンス第1.0版 (全文)。
弁財天の16童子とは
弁天の眷属として衆生に福知を授ける神様16童子のことです。
《16童子の名前》
印鑰童子(いんやくどうじ)、善財童子(ぜんざいどうじ)など。
※官帯、金財、稲籾、計升、愛敬、筆硯、生命、飯櫃、衣裳、蚕養、酒泉、牛馬、船車。
※童子を略して表示
八臂(はっぴ)とは
八臂は、8本の腕ということ。8本の手には弓、矢、刀、独鈷杵、羂索などを持っていることにより、護法神としての性格が強調されています。
天珠風水ブレスレットのサイトへ